ビッグ・ハンティング・クリーク 4月上旬

Bid Hunting Creek, Maryland
 震災以来初めて、一日だけ休みをとった。このままでは疲れすぎてまともな判断ができそうもなかったから。

 午前中だけという約束で、友人と出かける。家からわずか1時間の小渓流である。
 ちょっと標高を上げただけなのに、木々はまだ芽吹いていない。でも、気温は上がって、日差しは明るい。
 川面に立つのは、去年の10月以来。まずは沈める釣りだろうな・・・。

 水温を測ると、6℃と出た。
 始めて1時間くらいは出なかったが、ニンフのリズムに慣れた頃、待望の一匹目が。
 多少水深があれば、流心でマーカーがヒュンと引っ張られる。
 その後も、ブラウンが順調に釣れる。

 友人も良い型を一匹上げたそうだ。
 岩穴を発見。大岩と沈み石の合間(左側)。巻きの反転流を利用して、ニンフを送り込むと・・・
 上流から流し込んだため、アタリは出ないので、ブラインドでアワセたら、しっかり乗った。
 春の渓流に立つこと以上に癒されることって、少ないのではなかろうか。
 勢いのある流心では、レインボーも出た。これは、ドライでも出たかもしれないと思った。
 お昼になったので、約束どおり川を上がる。数時間の遡行でも、十分元気になれた。
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母国では辛いことが起きており、私にとっても、まったく他人事ではありません。3.11以来、日本で闘う人々を支える仕事をしていますが、これからも力を尽くしていきたいと思っています。