バージニアの海でフライ 5月末

 こちらの釣りガイド本によると、バージニア中部にGwynnという島があり、そこでは、砂浜からのキャストでヒラメとかが狙えるとのこと。

 年末年初のフロリダでのソルトフライが楽しかったので、久々に#9の竿を引っ張りだして、2時間半のドライブに繰り出した。

 ところが、目的地の島は、どこを見ても私有地の看板が出され、自由に立ち入りできなくなっている。
 何の表示もない場所をようやく見つけ、車を止めて表示がないことを確認していたら、隣家からおじさんが出てきて、えらい剣幕でどなられ、めっちゃ感じ悪かった。

 ようやくパブリックビーチを発見し、ほっとする。
 良さそうな桟橋跡がある。ヒラメはここに着いているに違いない、ということで、早速キャスティングを始める。

 今日のシステムは、ラインがシンキングUの9ftで、ランニングラインを接続する形。
 しかし、強風が吹いていて、あっという間に横に流される。ラインの結び目のループがガイドに引っかかって、なかなかうまくいかない。

 リールから引き出した余りのラインも風に流され、インスタントラーメンの空き箱で作ったライン・バスケットは、まったく用をなさない。


 む、むずかしい。。。
 30分ほどやってみたが、まったく歯が立たない。フロリダでいかにツイていたかが今更わかった。
 子供達を探すと、すぐ近くの河口で僕のネットを使って何やら捕まえている。近くへ行ってみてみると、かなり大きなカニを捕まえているではないか。
 こんなカニで、後でネットで調べたら、「ブルークラブ」という、この地方の名物カニであることが判明。脱皮直後の柔らかいヤツをそのまま揚げて食べる「ソフト・シェル・クラブ」の種類である。

 へ〜、といって指を出したら、挟まれて、めちゃくちゃ痛かった。
 ポイントはこんな場所で、川の中を歩いていると、カニが動いているが見えるので、網をかぶせて捕まえる。
 良いサイズのカニを4匹捕まえたところで、家へ帰ることに。

 この日は、気温が34度くらいまで上がった。
 家に帰って、カニスパゲッティを作る。
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5月最終日の今日は、家族でバージニア中部の海岸へ。フライでヒラメを狙うのである。