丸山谷 5月中旬

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 イワナ釣りの聖地「三峰川」(みぶがわ)に初挑戦。平日の単独釣行である。


 25,000分の1地形図で三峰川を眺めると、本当に呆れるほど長く、「大曲」付近で流れる方向が完全に逆転するわ、よさそうな支流や枝沢がたくさんあるわ、地形的に何とも魅力的で地図も見飽きない。

 ただ、林道はダートで走りにくいらしいし、途中からは車が入れないらしいし、クマもいっぱいいるらしいし、先鋭的な源流エサ釣り師がたくさん入っていて競争が激しいらしいし、といった噂ばかり聞いていたので、敷居が高い気がして、これまでチャレンジしたことがなかった。

 この日は平日で、安定した晴天が見込まれたので、初めてチャレンジしてみることにした。
 林道は私の2駆ファミリーカーでも何とか行ける感じだった。

 最初のゲートは通れるようになっていて、何台もの車が走っていた。

 20分ほど走って、もう結構上流まで来たんじゃないかと思ったが、地図で確かめると、「大曲」までの4分の1も来ていない。
 
 こりゃ大変だ。気軽に入れる川じゃない。

 そこで、途中で見つけた支流に入ることにした。
 谷の規模に比して、水が少ない。でも、ちょっとはサカナがいるだろうとロッドを振り始めたが、まったく反応がない。

 気付くと、水中の石にはヌルが非常に多い。

 こりゃ、上流で取水してるな・・・。
 一旦川から上がって、併走する林道を登っていく。景色は新緑で何ともすばらしい。

 案の定、上流に取水施設があった。
 取水施設の上は、こんな感じで、小規模な沢だが、釣れそうな気配がある。
 しかし、本当にまったく反応がない。おかしいなぁ。。。

 先行者の気配はゼロ。また、砂地に残る靴跡は、一人分しかない。
 結局、2時間ほど釣り上がったが、反応はゼロだった。この川はダメと判断し、転戦することに。

 きっと、気合で最上流まで詰めれば、いるんでしょうね。

 おろかなことに、着替えの時にランディングネットの中に偏光グラスを置くというミスを犯し、紛失してしまった。ショック・・・。
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