三峰川支流 7月下旬

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 イワナの聖地「三峰川」の有力支流を単身チャレンジ。


 三峰川の奥地へ。大曲の駐車場に車をとめると、平日にもかかわらず、既に4台もの車がいた。

 早速マウンテンバイクに乗り換えて林道を行く。

 この日は上流部での工事のため、ダンプやミキサー車が頻繁に通過した。趣はよくないが、クマを恐れる必要が減じて、それはよかった。
 本流筋を見ながら走るのは楽しい。
 支流近くに到達。ここからは徒歩で。河原には砂利を採取するユンボやダンプがいるし、その下流は泥川になってしまっていて、なんとも興ざめ。
 本流を渡る。素足に冷水がなんとも気持ちがいい!
 目指した支流は、このように枯れ川になっている。上流部で取水しているため。この河原をひたすら歩く。
 途中、細流が伏流する境界線を見つけた。

 見にくいが、写真奥から流れてきた水が写真中央部で地中へと吸い込まれて、その下流では地表はカラカラ。
1時間ほど歩いて、ようやく取水堰堤を越え、水が復活。結構な水量で驚いた。
 夏の山岳渓流!
 勾配がきつ目で、流れが太いので、流しやすいポイントは、落ち込み際の巻きに限られた。しかし、全然反応がない。
 土砂崩れで荒れ気味だが、渓相はすばらしく、どこからでも魚が出そうなのだが、ほんとにうんともすんとも。。。
 もっとも奥まで詰めればきっと釣れるのだろうが、実はこの日、地形図を忘れてきてしまったので、単身これ以上進むのは不安になったので、戻ることにした。
 本流へ戻ってしばらく竿を出すが、ここも無反応。別の支流へ行くことに。
 目をつけてあった別の支流へ。取り付きからして急勾配だったが、入って見ると同じような勾配が続いている。水はあまり多くなく、ポイントは限られる。
 渓相はこんな感じ。釣りづらい。
 岩はもろく、不安定で遡行に苦労する。
 そのうち、このように落差が更に大きくなってきたので、やむなく断念することにした。
 この川も、丁寧に釣れば釣れるのだろうか・・・。
 車へと戻る。平日の三峰まで来てボーズを食らうとは思ってもみなかった。
 岩の割れ目から勢いよく湧き出る水。冷たくておいしい!
 三峰林道を1時間かけて下界へと戻る。魚は釣れなかったが、ちょっとした冒険をした気がして面白かった。
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