南アルプスの川 9月中旬

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 この時期はどこも渋いので、標高の高いところを釣ってみることにした。


 ここは、標高2000m近い。朝のうちはにわか雨にも襲われたが、昼近くになってこうやって晴れ間がのぞいてきた。
 林道から急斜面をずり落ちる。河原に降り立ってみると、平水でいかにも好条件。
 ものの5分ほどで一匹目。
 禁漁入りまでの残り少ない日々を思って、一つ一つポイントを大切に打ち込んでいく。
 このような水深のあるポイントでは、必ずといってよいほど反応があった。しかし、喰いが浅く、なかなかフッキングしない。
 数百メートルごとにある堰堤下では、4〜5匹の反応があったが、見切られるかすっぽ抜けかで、4基も巻いたのに、1匹だけ。

 かなりの数の魚がいる感じなのにこの見切られようは、フライマンが相当数入っているということだろうか。
 これは大きめ。巻き返しで静かに出た。

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