南アルプスの山岳渓流 9月中旬

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 今年5月に入った区間。あの時は残雪が多くて遡行が危なかったが、魚はたくさんいた。禁漁入り間近のタイミングはどうだろうか、という試し釣りである。


 いつもどおり、かなり歩いて入渓。先日の台風のせいか、倒木などが散乱して、荒れている。
 川の周囲が窪んでいて、水が流れている所が一番高い???

 この川で時々見る、不思議な光景。
 先日の雨の影響か、増水気味でポイントが限られ、巻き返し位しか流せるところが見つからない。

 3回ほどの反応を経て、ようやく釣り上げた小イワナ。
 谷に朝日が差し込んできた。
 こんな感じで、大きな倒木が行く手を阻み、遡行にはかなり体力を使った。
 荒れた渓相。魚の反応は非常に少ない。
 時折、パラパラと石が落ちてくるガレ場。
 今日のゴールの滝が見えてきた。近づくにつれ、岩の規模も大きくなって、しんどい、しんどい。
 急勾配と倒木。
 滝の全貌が見えてきた。かなりの立派な滝だ。
 1段目。この滝つぼまでは難なく行ける。
 しかし、不発。きっとすごい主がいるんだろうなぁ。
 下流を振り返る。バテるわけだよ、この勾配。

 この日は、朝3時半起床でかなりきつい行動日程になったので、早めに家路につこうと、14時には南アを後にした。しかし、中央道は、何と須玉近辺で詰まり始め、走っている間に渋滞告知のキロ数がどんどん伸び、大月の先でぴくりとも動かない本格的渋滞になってしまった。

 逃げ場のない高速の渋滞よりも、たとえ時間が余計にかかっても下道の方が好きなので(高速渋滞は、紳士じゃない運転の人を大勢見るのでやなんです・・・)、上野原で降りて、相模原経由で帰る。しかし、下も大渋滞。あちこち迂回して、車は常に動いていたが、世田谷まで普段の倍の6時間もかかってしまった。でも、録りためてあったラジオドラマが面白くて、全然眠くならず、効果的な眠気防止策だと思った。
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