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■ フライのマテリアルがピンチ (11年6月25日)

 現在、アメリカでは、フライ用のハックルをヘア・エクステンションに使うファッションがブレイクし始めています。こちらのフライショップには、ファッション関係者からの問い合わせが殺到しているようで、価格も急上昇との報道もあります。
 日本のメディアでも、数日前から出始めました。→これ
 フライ愛好者は、要注意です。

■ タックルバッグを購入 (09年7月25日)

 ワシントンDCや、私が住むバージニア州の街中にはオービスの店が結構あって、品揃えは豊かで、見て回るのは実に楽しい。

 今日は、家の近所のショップで、リール収納バッグとその他の小物入れを購入。いままで100円ショップで買ったプラスティックケースにごちゃごちゃ入れていた細かなものが、随分すっきりした。
■ 08年の夏休み 東北旅行 その3 (08年12月21日)

  田舎道でのカーチェイス?の後、ようやくバスで着いた角館は、武家屋敷が立ち並び、なんとも美しい町並みです。
 お腹が空いたので、まずは昼ごはん。

 稲庭うどんと、比内鶏の親子丼、なんという観光客っぽい注文の仕方!? でもおいしかったです。

 3人でのんびり街を歩いて回ります。これまで雨続きだったので、いきなり晴天で暑くなったら、3人ともかなりバテましたが、時々飲み物など飲みながら、楽しく散歩です。

 
 武家屋敷がたくさんある地区にて。道は広く、りっぱな樹木に囲まれた立派なお屋敷が並んでいます。

 稲庭うどんのお土産を買って、今度は川原へ出かけます。

川原でバッタを追いかけ、鮎釣りを眺め、アイスクリームを食べたりして、のんびりと散歩を楽しみました。


 駅に戻り、秋田市へのバスを待ちます。もう乗り遅れられないので、1時間半も前からバス停で座っていました。子供たちは、その間、追いかけっこで大汗をかいています。

 秋田行きのバスでは、3人ともあっという間に寝入りました。気づくともう市内にいました。

 秋田駅前のバス停では、SU家のおばちゃまが待っていて下さりました。数年ぶりなのに、そんな感じがしません。

 子連れだということ、それに、その夜は夜行列車に乗るので、おじちゃまおばちゃまに街中の健康ランドに連れて行っていただきました。お風呂に入って、たたみの宴会場で5人して大盛り上がり。

 僕が大学生の時に自転車で青森を走っていて声をかけていただき、お家に泊めていただいて以来、もう20年近く経ったことになります。いまでもこうしてかわいがって下さり、本当に感謝の言葉もありません。


 あっという間に時間が経ち、もう駅へ向かう時間となりました。本当に名残惜しいです。おじちゃまおばちゃまは、親切にも、車中のお弁当や飲み物まで用意して下さり、そして、ホームまで見送りに来てくださりました。

 静かにブルートレインが動き出し、車窓の外は夜の闇に。子供たちは、初めての夜汽車に大喜びです。

 この前、最後に乗ったのは、前述の日本縦断旅行の帰りでした。その懐かしさ、また、ガタンゴトンと軽く揺れて走っていくベッドの心地よさ・・・。ブルートレインはひとつひとつ廃止されていますが、こんなすばらしいものがなくなってしまうとしたら、本当に残念です。

 真夜中に、静かに駅に止まり、東京で普通にみかける女の子とかが乗ってきます。みんなさまざまな理由で夜汽車に乗っているのだなぁと、勝手に感慨にふけっていました。
 
 目覚めたら、もう大宮辺りを走っていました。名残惜しがっているうちに、満員の通勤電車が併走し始め、そして上野駅へ。混んだ電車で重い荷物をよいしょよいしょと運びながら、家に到着しました。(僕は、そのまま出勤です(汗)。)


 ハプニング続きでしたが、子供たちとゆっくり歩いて回り、また、秋田のおじちゃまおばちゃまと再会できて、本当にうれしい旅行でした。おじちゃまおばちゃま、本当にありがとうございました。今度は家族5人で行きます。
■ 08年の夏休み 東北旅行 その2 (08年11月29日)

 雨の中、遠野駅から釜石線に再び乗って、滝観洞のある上有住(かみありす)駅へ向かいます。洞窟は駅からすぐ。ここでも大雨が降っていました。傘がないので、もうびしょびしょです。

 入場料を支払い、雨合羽とヘルメットを借りて早速入ります。後でわかりましたが、これがないと歩けません。

 中では足元を強い水流が走ります。また、歩道はところどころ非常に狭いところもあり、ヘルメットがなければ怪我をしてしまうでしょう。それにかなり寒いです。

 
洞窟は長く、ちょっと不安になるくらいですが、終着点にある巨大なホールと頭上から降り注ぐ大きな滝は、さすがに圧巻でした。

滝は、天井近くの穴から注いでいるのですが、なんでもどこかの大学の探検部がその穴から更に奥へと探検したそうです。まったく、世の中にはすごいこと考える人がいるものです。

洞窟から出たら、今度は今日の宿泊地である小岩井へ向かいます。ところが列車の便が悪く、2時間ほど待つことになりました。

子供たちには、びしょびしょの服を乾かしながら、宿題をやってもらいます(笑)。


 待っている間に服も乾きました。またのんびりと列車に揺られて、夕刻、盛岡へ戻りました。おなかがすいたので、駅近くのお店で焼肉と名物の冷麺を食べることにしました。うまかったです。

 そして、田沢湖線で小岩井へ。駅へは、ペンションのご主人が車で迎えに来てくださいました。ペンションは、牧場の緑の中に建つ白い洋館で、とても感じがよかったです。

 翌朝は、小岩井牧場へ。子供たちといっしょに園内をのんびり歩いて回りました。ところが、雨が再び降ってきて、早めに次の宿泊地である田沢湖へ向かうことに。
雰囲気だけ味わったという感じでしょうか。

田沢湖でもユースホステルに泊まりました。かなり古い建物で、ちょっと驚きました。夕ご飯はおいしかったです。雨の中、ずっと歩いてきたので、みんなすぐに寝入りました。

翌朝
は、田沢湖駅からバスで秋田県の角館へ行って市内見物をし、その後、秋田へ行って、むかし、私が自転車日本縦断旅行の時にお世話になったSU家のご夫妻に再会します。

 まず、着られる服が尽きてきていたので、田沢湖駅近くのコインランドリーで洗濯・乾燥をしました。2時間くらいかかるわけですが、この旅では、待つのに慣れています。本を読んだり、周囲をウロウロしたり、カマキリを見つけてからかったりして過ごしました。

しかし、駅へ戻ると、なぜか「角館」行きのバスが出て行くではないですか。慌てて止めればよかったのですが、半信半疑なので出遅れました。時刻表を見ると、なんと思っていた時間とまた違っていたのです。


いくらいろいろなことに気をとられていると言っても、同じ旅で二度も乗り遅れるなんて、本当に自己嫌悪になりました。慌てて時刻表をチェックしますが、バスは4時間後、在来線は2時間後、新幹線は来ますが、高いです。

ふと見ると、駅前にタクシーが止まっています。これでバスを追いかけよう、ととっさに考え、運転士さんに「いま出てったバス追っかけてください!」とお願いしました。運転士さんはバスのルートをよく知っていて、「こっちを行けば先回りできる」などと言って走ってくれました。


ほどなく、国道の先にバスが見え出しました。しかし、前に何台も車がいて、抜かせません。バスのお客さんは少なく、途中の停留所でもぜんぜん止まらず、ぶっとばしています。子供たちは、予想外のカーチェイスに大喜び。僕はタクシーメーターが気が気ではありません(汗)。


バスが国道から横道に逸れたのを機に、国道に戻ってくるポイントで待ち構えて、ようやくバスに乗れました。タクシー代はかなりかかりましたが、それでも新幹線よりは安く、子供たちも面白がっていたので、まぁ、よしとしましょう。

 なんとか無事に角館へ着きました。(続く)

■ 08年の夏休み 東北旅行 その1 (08年10月11日)

 今年は、ベストシーズンに2度も岩手へ釣りに行けました。その罪滅ぼし(?)ということで、8月末に次男と長女を連れて岩手へバックパック旅行へ行って来ました。

 東京から岩手まで夜行バスで行き、その後、早池峰登山、遠野、小岩井、田沢湖に立ち寄って、秋田からブルートレインで帰ってくるというスケジュールです。

 ところが、まず東京駅からのバスに見事乗り遅れました。子連れで大荷物背負って深夜の地下鉄に乗ったりしていたため、バスの出発時刻を読み間違え、わずか5分差で逃したのです。

 当然、払い戻しはききませんし、金曜日の夜なので、次のバスも満席です。東北へ行く他のバスがないかと走り回りましたが、見つかりません。近くに安いビジネスホテルも見つからず、タクシーで何千円もかけて家まで戻りました。この時の暗さといったら・・・。ケチケチ旅行のはずが、とんだ贅沢旅行になってしまいました。

 翌朝、気を取り直して、朝一番の新幹線に乗ります。岩手には、あっという間に到着です。さっそく車を借りて、早池峰に向かってドライブします。

 岩手は、もう秋の雰囲気。有名な高山植物の季節も終わりなのか、登山客はまばらです。

 早速登り始めますが、直登ルートのため、かなり急であり、娘が早くも音をあげ始めました。

 森林限界を超えて、頂上が見え始めた辺りで、ついにギブアップとなり、撤退することに。
 

 それでも、
ハヤチネウスユキソウ(写真右)などの固有種の草花を見ることができ、よい汗をかきました。


 車を花巻で返却したら、次は釜石線で遠野に向かいます。


 釜石線は2時間に一本くらいしかなく、花巻駅で約1時間待って、ようやくディーゼルカーに乗り込みます。子供たちはさすがに疲れたのか、よく寝ています。約1時間で遠野に到着。

 遠野では、ユースホステルに宿泊です。行きのバスの中で、地元のご婦人から、茹でトウモロコシを頂戴しました。

 ユースホステルは、学生の時以来です。清潔なよい宿でした。


 翌朝は雨。かっぱを着て出発です。本当は遠野の町を自転車で見て回りたかったのですが、この雨では無理なので、また釜石線に乗って、「滝観洞」という洞窟を見に行くことにしました。


(続く)



■ ティムコのサービス♪(08年9月1日)

 05年に買って、最近までメインロッドであったティムコのユーフレックス。

 買ってすぐに折って直し、最近また折ってしまった。

 中古品として買ったので、メーカー保険はなしである(別途入っている携行品損害保険でカバーされる)。

 2度目の修理から戻ってきたら、なんとびっくり、ケースが新品になっている!

 ロッドもケースもかなりボロになっていたので、換えてくれたらしい。あぁ、ありがとう・・・。
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