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震災以来初めて、一日だけ休みをとった。このままでは疲れすぎてまともな判断ができそうもなかったから。 午前中だけという約束で、友人と出かける。家からわずか１時間の小渓流である。 |
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ちょっと標高を上げただけなのに、木々はまだ芽吹いていない。でも、気温は上がって、日差しは明るい。 |
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川面に立つのは、去年の１０月以来。まずは沈める釣りだろうな・・・。 水温を測ると、６℃と出た。 |
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始めて１時間くらいは出なかったが、ニンフのリズムに慣れた頃、待望の一匹目が。 |
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多少水深があれば、流心でマーカーがヒュンと引っ張られる。 |
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その後も、ブラウンが順調に釣れる。 友人も良い型を一匹上げたそうだ。 |
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岩穴を発見。大岩と沈み石の合間（左側）。巻きの反転流を利用して、ニンフを送り込むと・・・ |
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上流から流し込んだため、アタリは出ないので、ブラインドでアワセたら、しっかり乗った。 |
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春の渓流に立つこと以上に癒されることって、少ないのではなかろうか。 |
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勢いのある流心では、レインボーも出た。これは、ドライでも出たかもしれないと思った。 |
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お昼になったので、約束どおり川を上がる。数時間の遡行でも、十分元気になれた。 |
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