大門川 6月中旬

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 梅雨の晴れ間に、子供たちと一緒に2度目のチャレンジ。今度は釣れるか?!


 日曜日の午後、3人で川へ。4月中旬に行ったのと同じ区間である。
 早起きは辛いのと、イブニングの面白さを味わわせたいということである。
 15時頃に入渓点に着くと、なんとエサ釣りのおじさんが4人もいた。上流から釣り下ってきたと言う。

 日曜だから仕方がないが、上流の橋に車はなかったので、まさかと思った。最近、釣り下がりの人とのバッティングが続いている。

 でも、気にしても仕方がない。釣り始めることにした。
 ダメもとで竿を出した最初のポイントで、なんと小さなイワナが出た。
 エサ釣りとは狙うポイントが違うので、抜けていたのだろう。これで3人とも、俄然やる気が出る(笑)。
 谷なので、陽が傾きだすと、暗くなるのが早い。早めのペースで遡行した。
 4人も釣り下ってきたばかりだから、魚が出ること自体驚きだったが、流心脇や、落ち込み脇の巻きで、小さめのイワナが何匹もヒット。

 サイズはこまいのだが、活発な反応に、さすが盛期と驚いた。
 上にかぶさる枝が少ないので、子供でも振りやすい。
 ロッドを高めに掲げて、キャストというより、ちょうちん釣りの要領で、ポイント間際まで近づいて、流れの反対側の巻きへフライを落とし、上からぶら下げる形で滞留させる。
 こちらの姿を見て走る魚は無視。

 この方法を子供たちに教えたところ、まずは長男が一匹釣り上げることに成功。
 手前の淵では、次男にも派手に出た。バシャっといって、#10の大型パラシュートが魚と一緒に深く沈む。しかし、合わせることができず、フッキングはさせられなかった。悔しがる次男。
 そうこう言っている間に、長男が派手に川ゴケし、ウェーダーの中にまで水が入ってしまった。結局、次男は釣り上げることができないまま、この区間を終了。

 夕方6時半ころ、下流に入りなおしたところ、今度は次男も一匹釣り上げることに成功。二人とも大満足。
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