大門川 4月中旬

 前夜のうちに山へ入り、早く起きるつもりだったのだが、寒くて眠くて起きられず、結局川に立ったのは8時半過ぎ。人気区間なのに、誰もいなかったので、得した気分。

 水量はちょうどよい感じ。
 入渓点はだいたい釣れるので、ドライでしばらくやってみたが、反応なし。そこで既に釣ったポイントを今度はニンフでやってみると、すぐに一匹目が釣れた。
 ニンフで2匹釣ったところで、陽が谷に入り、明るくなってきた。もうドライでいけそうな気がしたので、クリーム色のパラシュート#16に結びかえる。

 この地域でよく見かける黄金イワナ。
 この辺から投げて、正面の大岩の際を流したら、一発で出た。やった!
 こんな瀬でも、水深のある場所や底がえぐれた岩がある所では、ちゃんと反応がある。
 春の山は、本当に気持ちがいいなあ。
 魚の反応がどんどんよくなってくる。こりゃ楽しい!

 フライはなんでもいいみたいだ。
 まだシーズン浅いためか、人の痕跡は少ないし、魚影も濃い感じ。
 こりゃ爆釣モード。すぐにツ抜けした。
 ちょっと無理して来て、よかったなあ。日本の川は、やっぱり気楽で楽しいや。
 ゴールの橋が見えてきた、
 高原鉄道・小海線。
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久々に週末をフルに使えることになったので、帰国後初めて、ひとりで山へ出かけてみた。三年ぶりの八ヶ岳である。