本谷川 7月下旬  

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【基礎データ】
○所在地:山梨県北杜市
○水系:釜無水系
○管轄漁協:峡北漁協
○混雑度:●●●○○
 FFMに人気の塩川水系の上流域。


 

 
 塩川には、塩川ダム以遠に釜瀬川と本谷川を中心とする多数の川があり、どれも渓相、アクセスの良さ双方ともに結構な川である。人が多いのがタマにキズか。
 

 今回は、釜瀬川の上流域を探釣。ご覧のとおり、明るく、バックがとりやすいので、初心者向けだと思う。

 底石は白っぽく、また、砂地なので、金峰山川のように水がエメラルド色に映えて大変結構。

 釣れる魚は、底石の色を反映してか、白っぽい。

 この魚のポイントは、右の写真の中央、落ち込みの右脇の岩陰。アント・パラシュート#14をしばらく漂わせ、ようやく出てきた。水の透明度が高いので、少々手ごわい。

 これは、エルクヘアカディス#14に出てきた白っぽいイワナ君。
 進むにつれて、このようにだんだん険しくなる。しかし、この倒木がよいポイントを作ってくれるのだ。

 ちなみに、アブが相当うるさい。7月であれば、虫除けは必須。
 遡行約1時間で着いた大堰堤。ここではアプローチに失敗し、デカいのを走らせてしまい、不発に終わる。
 堰堤上も魚はよく出るが、サイズは小さい。15cm程度。
 この程度の浅い流れの石影に魚が着いている。
 上の写真の中央付近で出たイワナ。色がきれい。
 次の大堰堤。なるべく遠くからにじりより、水の落ち際にエルクヘアカディス#12を浮かべると・・・、

 派手なスプラッシュライズで出てきた小型イワナ。

 ポイントを潰さぬよう、釣り上げた魚は背後にある水溜りに入れておいて、こうやってまとめてネットに入れてリリース。

 たまたまこの水溜りに閉じ込められていた赤ちゃんイワナがネットに入ったので、救出し、堰堤下の淵に入れてやった。ネットの左側にちっちゃな魚影が見える。
 2kmほど下流の渓相。いくつかの沢を集め、少々水量が増えている。300mほど遡行してみたが、先行者が退渓した直後に入ったため、ちびイワナが2度反応しただけ。

 魚影はあるが、サイズが小さいという印象の川であった。そういえば、見かける釣り人は、他の川と比較してFFMが多かった気がする。エサ釣りでは小さいのばかりでつまらないのかもしれない。



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