川俣川東沢 8月下旬

釣行記の目次へ戻る

【基礎データ】
○所在地:山梨県北杜市(清里)
○水系:釜無水系
○混雑度:●●●●○

 夏休みの土曜日の午後に入ってみた。遊歩道をたくさんの観光客が行き交い、僕の釣りを興味深げに眺めている。ちょっと奥日光湯川のようだった。

 


 この川は、いつもよく釣れてよいのだが、こんな感じで大岩がゴロゴロし、遡行に困難をきたすこともままある、結構危ない川である。7月頃までは、特に晴れた日に気持ちのよい釣りができるが、雨が降ったり、8月も後半になって緑の力がなくなってくると、陰鬱な雰囲気になってちょっと引いてしまう。
 この日は、午後3時半頃に入渓した。主なポイントからはよく反応があったが、このように落差が結構あるので、ドリフトが難しく、捕り損ないがかなりあった。
 谷が深く、木々も神々しく生い茂っているので、午後4時を過ぎると、川面は薄暗い。
 大木の根元から大量に水が湧き出ている。
 落ち込み下の流心で反応あり。
 ここは、100m近くもの一枚岩である。流れは右奥へと続くが、ゴルジュになっているので、左側の崖を登って迂回する。
 ようやく釣り上げた一匹。小さいけれどもホッとする。
 続いて思わぬ小場所で出た27cm。よく太っており、重すぎて4番の竿では抜きあげることができず。足元の急流を横切って、対岸へ掬いに行った。

 この時点で17:15。帰り道を考え、納竿することに。