モッシー川 5月下旬

Mossy Creek, Virginia
 私が住んでいるバージニア州マクリーンから車で約2時間半、アパラチア山脈の谷間に到着。

 なんてすばらしい通りの名前!?
 今日は、職場の先輩のGさんと一緒に、モッシークリークのプライベート区間に入る。
 この区間は、何とかという化学会社の経営者(釣り人でもあるらしい)の私有地だそうで、近所の釣具屋さん(Mossy Creek Fly Fishing Store)が管理を引き受けて、外部の限られた人数の客を入れるというビジネスになっている。ガイド料は二人で約4万2千円とかなり高額。
 川に到着。釣り客はもちろん、われわれ二人だけ。
 ガイドのコルビーさんに連れられて川辺へ向かう。
 フライはストリーマーである。コルビーさんによると、この時期、水生昆虫のハッチは夕刻遅い時間に限られ、昼間はミノーを意識したストリーマーを流すのが最善とのこと。

 ティペットは4x!
 川の周囲は、このように牧場になっている。馬や牛の姿が見える。
 Gさんは、初めてものの5分で一匹目をヒット!! 大きなレインボーだったらしい。お見事!!
 ダウンクロスにキャストして、対岸際からスウィングさせ、ティップを低く保ちながらリトリーブして横断的に探る釣り。普段やらない釣りなのでちょっと戸惑ったが、だんだん慣れてきた。

 と思ったら、一匹目のブラウンをゲット!

 コルビーさんのデカい手に載っているので小さく見えるが、30cm近くあります。
 Gさんも釣れてる!
 フォールフィッシュという、ハヤみたいなヤツもいる。どこでも一緒だなぁ。

 これをかけて寄せてくる間に、モンスターブラウンが食いついたりするらしい。
 何尾かずつよい型を上げたところで、昼休み。
 コルビーさん持参のサンドイッチ。ごちそうさまでした。久しぶりにコーラを飲んだら、うまかった。
 午後に入ると、調子が上がってきた。これは40cm近い。
 空が広い・・・。
 野鳥の巣に近づいたらしく、親鳥が警告を発している。ごめんごめん、すぐ退くよ。
 今朝方はいつものバンブーでやっていたが、重いストリーマーとあまり相性がよくなく(腕の問題ね)、また、合わせ損ないが多かったので、コルビーさんの勧めでグラファイトにする。
   こういうサカナを見ると、いかにもアメリカだなぁと思う。最後は、Gさんが60cmオーバーのレインボーをゲット!! まじでシャケみたいだった。
 雰囲気をおすそ分け。
 満足して帰路につく。Gさん、コルビーさん、ありがとうございました!
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バージニア州のスプリングクリークで最も有名な川だそうで、モンスターブラウンが釣れる難易度の高い流れとされる。
 ほとんどが私有地を流れ、特別の許可証を取るか、又はガイドを雇う必要がある。