ローズ川０９０７

	この日は、出張疲れがひどかったので、会社を休み、昼頃まで家でウダウダしていた。しかし気分が暗くなる一方だったので、思い切ってシェナンドゥー山脈まで車を飛ばしてみることに。　しかし、道具を車に積み込むことすら面倒。。。　１２時半頃、ようやく出発し、高速道路を一路西へ向かう。２時間後、すっかり緑の濃くなったローズ川の車止めに到着した。今日は誰もいない。
	山道をのんびり歩いていると、徐々に気持ちがほぐれてきた。川を覗き込むと、前に来た時と比べ、非常に減水している。
	こうやって木の葉が生い茂ると、日本の見慣れた渓流と何も変わらない。「一時帰国しました。深森川からレポです」と言っても、信じるでしょう？（笑）
	魚影は濃く、遡行していると、数多くの魚が走る。このポイントでは、右側の岩の下から出てきた良い型のブルックをかけたが、手前でバラしてしまった。
	すると、雨が降り出した。見る見る谷間は霧に閉ざされる。
	と思ったら、すぐに晴れ間が。魚の反応はあるのだが、なかなか釣れない。動作が緩慢になっているからだろうか。
	どうも大水が出たらしい。見覚えのあるポイントに大きな倒木があった。
	ようやく釣れたのは、このように小さなブルック。それでも、久しぶりの渓流魚の感触はなんともうれしかった。
	前回、５－６匹かけたポイント。今回はアタリが１回のみ。　その後、再度大雨が。林道に這い上がり、ゆっくりと車止めへと向かう。その間、雨は激しくなるばかりで、全身びしょぬれになった。帰りは裸で運転して帰る。それでも、久しぶりの渓流は、本当によい気分転換になった。


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