カサゴ乗合にチャレンジ!(06年2月12日)

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 かねてからやってみたかったカサゴの船釣り。というのは、6年ほど前に知人が真鶴の磯へ連れて行ってくれた際、サバの切り身をエサにブッ込んでおいた仕掛けにカサゴがかかり、アタリの強さで竿が海に落ちてしまってびっくりしたのです。おまけに釣れたカサゴはうまかった。

 去年の11月には福岡でヒラメを釣って、フィッシュイーターの醍醐味を味わいました。うーん、カサゴを本格的に狙って釣ってみたい。というわけで、2月中旬に三浦半島久里浜の乗合船を予約したのでした。
 エサは、生きたドジョウとサバの切り身を使います。通称「どじょうカサゴ」。知らない人が見たらわけわかんないでしょうね(笑)。

 ドジョウなんて、見たのは小学生の時以来かも。キュートなおヒゲにつぶらなひとみ。これを塩水に入れて恐ろしいカサゴのエサにしちゃおうって言うんですから、ひどい話です。がしかし、そんな感傷に浸っていては釣りなどできません。
 
 この日は、最近誕生日を迎えた長男を連れて行きました。乗合は初めてです。

 朝8時に出港してから、2〜3時間の間は風が強く冷たく、竿が風に吹かれてアタリがわかりません。そのうち雪まで降ってきました。こりゃ辛い。
 11時くらいになって、ようやく風が収まってきました。重いオモリを海底に沈め、岩場をトントンと探っていきます。海底で仕掛けが50cm〜1mほど上下しながら、徐々に移動しているという感じ。岩穴に隠れたカサゴが見つけると飛びついてくるというしかけです。

 サバの切り身に喰らいついた第1号カサゴ。周囲が連れている中で我々だけ出遅れていたので、ことのほか嬉しかったです。

やったぜ
 突然大きなアタリとすごい引きに驚いて巻き上げると、珍客来訪! ホウボウです。寿司屋じゃ高級ネタですが、不思議な色をしていますねえ。ヒレが発達してできた6本の足で海底を歩き、砂地の中の小動物などを捕食しているそうです。
 この写真をみて、魚の一部だとわかる人がどれだけいるでしょうか。蝶の羽みたいです。
なんでこんな色してるの
 なんちゅう顔でしょうか・・・?(笑)
フォ〜フォッフォッフォッ〜
我々もようやくコツが掴めてきました。長男も釣れ始めます。
 それにしても寒い! どんよりとたちこめる冬の雲。
 結局、私は8匹+ホウボウ1匹。長男は3匹でした。竿頭は20匹だったそうです。全般的に渋かったらしい。

 船宿に戻って熱い甘酒を頂戴し、車で東京へ戻ります。


 両親が来ていたので、ホウボウと大き目のカサゴを刺身に、残りのカサゴは煮付けと唐揚げにしました。

迫り来るカサゴの唐揚げ