境川でハゼ釣り(05年7月3日)


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 日曜日に家族を連れて千葉・浦安の境川河口へ。ここは海沿いの埋立地(新興住宅街)を貫いて流れる都市河川で、7月頃から9月頃まで、ハゼ釣りの名所として、たくさんの家族連れが楽しんでいる。

 この辺りは、しゃれたマンションが点在するが、まだ空き地がたくさん残っていて空も広く、広々とした公園や草地が拡がり、大きなヨーカドーやダイエーもあったりして、子供連れで行くにはいい所。特に近くの高洲海浜公園は、広くてお勧め。無料駐車場完備。なお、釣具屋さんは、浦安駅近くにいくつかある。


 この川は、見てのとおり柵もあって安全。トイレも水場も近くにある。土手の上では、犬を連れた人が散歩したり、ジョギングする人がいるなど、のどかな雰囲気。

 釣りは、このように延べ竿でやる。エサはジャリメで玉浮きを使い、タナは底からちょっと上。ハゼが浮いて流れるエサをひったくって底へ戻るので、アタリは明確。3号くらいのオモリを使った脈釣りが手返しよく効果的と聞いたが、アワセ方がよくわからなかったので、浮き釣りに戻る。それでも良い時は2投に一匹、という感じで釣れる。

 スピニングでちょい投げしている人もいるが、どうも岸からすぐのところの方がたくさん釣れているようだ。

 
 
 ハゼは、月の数のcm分成長すると聞く。7月初めなので、まだ5〜8cm程度。運良く潮が上げてくるタイミングに当たり、たくさん釣れてなかなか楽しい。

 ハゼってユニークな顔してますねえ(笑)。

 2時間ほどで、これだけ釣れました。近所の釣具屋さん曰く、先日は300匹釣った人もいたそう。うちはこれで十分。4歳の長女も自分で5匹釣り上げていた。

 こんなカニも釣れちゃいました。怒ってる怒ってる(笑)。ガザミ(ワタリガニ)であれば、小さくても是非持って帰りたいところだが、別に変な毒カニがいるそうで、自信がないのでやめておく。

 ちなみに、ガザミは東京湾沿岸でそれ専門で狙っている人が結構いる、ディープな世界のターゲットなんだそうだ。昔新聞で読んだのだが、夜に膝までウェーディングして、網で狙ったりするらしい。当然難しい漁で、暗闇の中、獲物を取り逃がした人が「あーっ」とか言って悔しがっている、なんて話を読んだ記憶がある。


 今回のカニを見て色々ネットで調べたのだが、ガザミに賭ける熱い想いを発信する人が大勢いてびっくりした。なにせヤフー検索でのヒット数では、我々が愛する「ドライフライ」は「ワタリガニ」に完敗なのだ。「2ちゃんねる」にまで”カニ網でワタリガニを捕るには?”とかいうスレッドが立っている(しかも満杯で書き込み不能)。

※ 図鑑などで見ると、今日のヤツはやはりガザミだったようだ。残念!

 釣ったハゼは、こうして唐揚げに。日曜日の夜に、ビールとよく合い、とてもうまかった。9月まで楽しめるそうで、しかもこれから徐々にサイズが上がっていく。よろしかったら一度いかが?