アメリカ大陸横断旅行 2010年冬休み
その2 (12月26日〜1月1日)
この日は、グランドキャニオンのあるアリゾナ州を出て、東隣のニュー・メキシコ州の中ほどへ行くのが目標。 | |
最初に来たのは、アリゾナ隕石孔。子供の頃、学研のなぜなにシリーズ?か何かで見て、是非来てみたかった場所である。 | |
そこからしばらく東進すると、化石の森国立公園へ至る。大きな木の化石がゴロゴロしている。 この日は、720km走り、アルバカーキという大きな街に泊まる。 ちなみに今回の旅にも炊飯器を携行しており、昼ごはんは基本的におにぎりである。これによってどれだけ節約できたかわからない。 |
|
27日は、メキシコとの国境の町、エル・パソを目指す。 砂漠地帯を流れるリオ・グランデ川を横切る。 |
|
途中で、「ホワイト・サンズ国立公園」に立ち寄る。荒野の中に、ここだけ真っ白な砂丘が連なっているのである。 あまりに白くて、目がおかしくなる。 |
|
そりをレンタルして、子供達は滑りまくる。砂の温度が冷たいのに驚いた。 | |
夕方、エル・パソに到着。写真に写っているのは、メキシコ側の風景。 | |
地元のレストランへ入ってみる。アメリカへ来て、食べ物の量には慣れたが、これにはびっくり。 | |
我々大人は、地元名物「フライド・ステーキ」を半分ずつ分け合う。ステーキに衣を着けて揚げ、クリームソースがかかっている。カロリーが恐ろしいが、味はよかった。 | |
ホテルでは、やることもないので、子供達はちょっと勉強を。 この日の走行距離は、ちょうど600km。 |
|
28日は、エル・パソを発って「カールスバッド洞穴群国立公園」へ向かう。 サボテンだらけの洞穴地帯へ到着。 |
|
エレベーターで地下に降りて、洞穴内をしばらく歩く。何でも世界最大級なのだそうだ。 | |
洞穴公園を出て東へ向かうと、テキサス州へ入った。原油を掘ってる! | |
この日の宿は、高速道路沿いの小さな町で。一日の走行距離は、712km。 | |
29日もひたすら東へ向かう。テキサスに入ると、「ランチ」と呼ばれる大規模な牧畜施設が見られるようになった。 不思議な場所も。これは、「橋」となっているが、水は道路の下を流れてはいない。増水時は冠水するように作ってあって、車は、水深の目盛を見て通過を考えることになっているようだ。 |
|
途中、フレデリックスバーグという美しい町を通過する。ドイツ系移民の町だそうで、魅力的な商店が軒を連ね、買い物客でにぎわっている。 | |
雑貨・アンティークを売るお店。こういうのが好きな人にはたまらないのだろう。 | |
この日は、ヒューストンまで846km走った。ホテルに入る前に、NASA宇宙センターに遊びに行く。アポロ13号に関する展示に釘付け。 | |
翌30日は、ヒューストンからニューオリンズまで行くのが目標。 まず、楽しみにしていた工場訪問!子供の頃から、タバスコの瓶の背面に書いてある製法に興味津々で、そこにある「LA、アベリーアイランド」とある工場に行ってみたかった。ロスに着いたとき、タバスコ工場行きたいなと思っていたが、先が長いので諦めた。ところが、ある日、「ん?LAってもしやルイジアナ州のことか?」と思い至り、調べたらまさにそのとおり、ニューオリンズの近くにその工場があることがわかったのであった。 |
|
敷地内にあるタバスコショップにて。タバスコグッズが一杯で、全部欲しい!! | |
タバスコには、いろんな種類があるんだなぁ。 なんでも、アメリカ本国の次に大きな市場が日本らしい。日本向けの商品もいくつかあった。 |
|
結局、タバスコショップに1時間半くらいいてしまい、結構散財してしまった。 その後に工場見学へ。 |
|
工場の中の様子。 | |
長居したタバスコ工場を後にして、ニューオリンズへ。 地元のクレオール料理のお店(ザ・ガンボ・ショップ)に入る。 |
|
ニューオリンズの旧市街は、年末ということもあってか、とても賑わっていた。街頭パフォーマンスもあちこちでやっていて、子供達は目がまん丸。 | |
ジャズの殿堂とのこと。本当は聴いて帰りたかったが、開演時間が遅いので諦めた。 この日は、ニューオリンズから約1時間北上した小さな町(ローレル)で泊まる。走行距離は、860km。 |
|
大晦日である。いつもは9時ころ出発するのだが、少々疲れが出たので、10時出発とする。 今日は立ち寄る観光地もないので、バージニアに向かって、行ける所まで行くことにした。 といって走っているうちに夜になったが、ホテルに泊まるのが面倒になったので、そのまま走り続け、明け方4時ころ、家に到着。この日の走行距離は1531kmと新記録達成。 結局、10日間で7170kmを走破。アメリカの広さと自然の多様性をよく理解できた旅であった。 |
|
トップページへ |
第2弾は、グランドキャニオン以降の旅路を。