茨沢川 8月中旬  

釣行記の目次へ戻る

【基礎データ】
○所在地:長野県
○水系:千曲水系
○管轄漁協:南佐久南部漁協
○混雑度:●●○○○
 5月に入ったことのある茨沢川(ばらさわがわ)の中流域に入ってみた。


 

 この日は近所の高石川を試してみるかと入ったものの、大量の土砂流入とアシがうるさくて釣りにならなかった。上流で大規模な伐採をやっているようだ。そこで、国道141号線を北上し、茨沢川の中流へ。

 この川は、下流で荒倉川と合流して本間川となり、千曲川へ注ぐ。流程のある支流だが、川の規模は小さく、見てのとおりヤブ沢である。

 川は大部分林道に沿っており、あちこちに車が止まっている。こんな小沢が好きな人が結構いるんだな、と意外だった。
 
 水が少ないので、ポイントは数少ない水深のある場所に限られる。私が入った区間には最近人が入っていないのだろうか。クモの巣が多い。

 8ftのロッドにリーダーを7ftほどにして、ティペットなしでフライを直結。木にひっかけても回収が楽勝(笑)。
 何度かのすっぽ抜けの後、釣れた17cmほどのイワナ。こんな小沢でけなげに生きていて、感激である。
 ポイントは写真中央の流心。
 小さな支流があちこちから流れ込んでいる。したがって、上流に行くほどに水量が減る。

 更に上流へ行き、国道299号線の辺りまで行くとまた水が増えている感じがする。
 魚は、小さいながらも元気一杯。
 踏み跡が少なく、岩の隙間が草に隠れているので、足元が危ない。ゆっくりゆっくり遡行する。

 この写真の左側に林道が走っているのだが、4駆でないと少々厳しい(私のは2駆)。しかも駐車スペースがあまりない。釣りから上がろうにも、激しいヤブと格闘しながら坂をよじ登らなければならない。今年初の毛虫にやられた(軽症だったが)。

 試しに一度遡行してみた、という感じである。



釣行記の目次へ戻る