大門川 4月中旬

釣行記の目次へ戻る

【基礎データ】
○所在地:山梨県北杜市(清里)
○水系:釜無水系
○混雑度:●●●●○


 

 この日は、平日に休みがとれたので、朝6時過ぎに東京を出て清里まで来てみた。前夜まで雨だったので、川の様子が気になっていたが、案の定、水がかなり多い。

 今回は、「宮司の滝」上流から。

 11時20分に入渓。水温は8度。水は透明だが、薄茶色に染まっている。
 ニンフで釣り上がる。

 この辺りは、普段であれば半分くらいの川幅。魚の居場所がよくわからない。
 水が多い時の定番ポイントである岸際や大場所の脇を攻めるが、反応は今ひとつ。
 増水した川の遡行は神経を使う。また、魚の出が渋かったので、一旦昼ごはんを食べて出直すことにした。 
 昼ごはんの後、藤沢橋の上流から再度入り直した。
 3月に来た時の写真5月の時の写真と比べると、普段よりも増水している様子がわかる。
 入渓は13:30。水温は9度。水は透明だが、午前中と同様、やはり色が付いている。葉っぱの色が溶け出したような色。
 ポイントは、このような長い瀬の尻。いつもどおりの反応に安心する。
 今日のフライはこれ。#12、ウエイテッド、ボディーはピーコック。ビーズヘッド付き。
 今日は新しいマーカーを使ってみた。これは餌釣り用のもので、フライ用のものよりはかなり安い。ティペットを二重に通し、色違いのものを二つ並べる。
 このマーカーは優れもので、@浮力があって、白泡の中でもよく見える。A上下がわかるので、フライがどこを流れているかがすぐわかる。Bさらに、空気抵抗が小さいので、キャスティングの邪魔にならない。
 次から次へと釣れ出した。
 この魚は写真の中央で勢いよくマーカーを引き込んだ。
 サイズは20cm程度。結構強い流れの中に定位しているようだ。
 写真中央の岩陰でもう一匹。
 谷間の緑はなかなか芽吹かないが、空気はやはり春を感じさせる。
 そのうち、パッタり釣れなくなった。見ると先行者発見。平日なのに、人が多い川である。



釣行記の目次へ戻る