平溝川 6月中旬  

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【基礎データ】
○所在地:東京都青梅市
○水系:多摩川水系
○管轄漁協:奥多摩漁協
○混雑度:●●○○○
 青梅市を流れる多摩川の小さな支流。集落の合間を流れる小川。


 

 
 梅雨の合間の貴重な好天に、どこかへでかけなきゃと、長男・次男を車で連れ出す。遠くへは行けないと思案した結果、私が中学1年生の時に友人と一緒に初めて渓流釣りの真似事をやった多摩川の支流へ赴くことにした。

 ごくごく小さな川だということは覚えていたが、子供連れだし、川遊びも兼ねてのことなので問題はない。

 着いてみると記憶と違わぬ風景が懐かしい。あのときは、2万5千分の1地形図を眺め、一番近い渓流ということで行ってみたのであった。

 子供たちは、さっそくズボンを水に濡らして川トンボなどの虫をとっている。私は、Tシャツにウェーダーを履いて、短時間遡行してみる。
 

 水深のある場所は少なく、あれば即ちポイントである。あちこちでシャパッと出るが、#16でも大きいのかフッキングしない。#20に落としてみたら、すぐ釣れた。

 この川で生まれたのだろう、ちっちゃくて、とてもきれいなヤマメ。

 

 川は、秩父地方に抜けられる道に沿っている。

 こんな小さな沢、普段は滅多に人が入らないのだろう。蜘蛛の巣だらけで、ポイントにフライを入れるときは、まずフォルスキャストで蜘蛛の巣を取り払ってからポイントにフライを置く。ティペットはもちろんごく太いもの(#5)を使用。(そこまでしなくても、って感じですよねえ(笑)。)
 
 子供たちもエサでチャレンジ。対岸には木がせり出しており、ちょっと難しかったようだ。すぐに飽きて虫取りを続行。

 これもちびヤマメ。この日釣れたのは最高でも15cm程度。このヤマメちゃんなんて、もう赤ちゃんもいいところで、サイズ的には自己最低記録を更新したと思う(笑)。

 それにしてもこの模様、本当にきれいだと思いません?

 川の上流部へ行くと、ヤマメの観察フィールドとの標識が立っており、そこでは禁漁のようだ。

 この道は、結構ハイカーの人たちが通る。訊くと、ずーっと山を登ってから降りて、御嶽駅に行けるのだそうだ。

 中流域の様子。上流から下流まで、水はよく澄んでいる。

 下流部の様子。橋の上から覗いたが、小さな魚影がちょろちょろしていた。この規模の川にしては驚くほどの高低差の滝もあったりする。

 近くの多摩川上流の様子。鮎釣りの人がこのように大勢いた。



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