深森川 8月初旬  

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【基礎データ】
○所在地:長野県
○混雑度:●●●○○


 

 
 フライフィッシングに向かう朝の風景です。
 

 朝6時頃入渓。よい天気。東京はこの日35度まで上がる予想だったが、この山中もかなり暑い。水温は11度。

 岩の苔のつき具合から、相当の渇水であることがわかる。

 流心でアダムスパラシュート#12に出たイワナ。

 水中の様子。上から見ると、底石が黒っぽいので暗く感じられるが、水中は明るいのであった。

 しかし、水面はこのように鏡面化しており、斜めに見るとよく見えない。お魚の目は偏光機能を持っているのだろうか。

 上を見上げるとこんな感じ。これだとよくわかる。自分の姿が写ってます(笑)。

 魚の世界って、きれい・・・。
 魚は巻きではなく流心で出る。瀬尻では反応なし。
 いつもならこの淵では、下への流れ出しの際、流心の真ん中、真ん中の緑色の岩の前、左の大岩の周辺、とたくさん攻める所があるのだが、今日は渋い。
 水面の上と下とで、ずいぶん違うものです。

 苔がきれい。

 以前、この滝で、2〜3匹のイワナが滝を遡ろうとジャンプしているのに出くわした。

 半分くらいの高さまでは行けるが、なかなか登りきれないようだ。

 さきほどの水中写真からすると、水面の様子は、(何かが存在するとか接近してきたことはわかるにせよ)いまいちよくわからないし、特に白泡があれば見当が付き難い。こういう滝があるかどうかも人間の感覚からすると把握するのは難しそう。それがわかって、滝を越えようとジャンプするのだから、魚の能力恐るべしだと思った。
 川が生まれている場所です。
 この日は残念ながら魚の出が非常に渋かった。一雨来ると違うのだろう。



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