深森川 6月初旬

 約1年ぶりに入渓。気温も水温も低く、あまり活性は高くなかったが、自然の美しい渓谷でのひと時を楽しんだ。

 朝5時半過ぎに河原に降り立つ。曇り空の中、谷は霧で霞み、何とも厳かな雰囲気だった。

 入渓地点の巻きで試したら、早速に反応があり、やる気が出て遡行を始める。
 早速上がってきたのは、何ともかわいいイワナ君。ポイントは、小さな落ち込み際の巻き。
 今日は、流心には魚が着いていないようだ。巻きを中心にフライを置いていく。
 ようやく手ごたえのあるサイズが。これも出たのは、大場所の隅にある巻き。居着きらしく、真っ黒でお腹はオレンジ。
 だんだん天気が良くなってきて、晴れ間ものぞいてきた。気分も明るくなる。
 この日は、すぐに山小屋へ戻って子供たちを釣りに連れて行くことになっているので、駆け足で遡行する。
 明るくなってきた谷。いつ来ても、心洗われる風景である。これで魚が多ければもっとよいのだが。。。
 最後は堰堤で、ニンフの釣りを楽しむ。小粒だが、2匹上げることができた。
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