石苔川 4月末 

釣行記の目次へ戻る

【基礎データ】
○所在地:長野県
 長野県某所の山岳渓流。


 

 
 GW中、いつもどおり八ヶ岳の小屋に入り、毎日特訓である。

 4月30日は、朝一番にこの川の上流域に入った。山小屋からは結構距離があるので、朝4時には起きて国道を急ぐ。6時15分入渓時の水温は8度。ドライで出るかどうか微妙なところだが、ハッチはほとんど見られないので、しばらくニンフ(#14ピーコックボディ)で釣り上がることにした。今年はまだこればっかり。早くドライで楽しみたいところである。

 ちなみにこの日はGW最初の土曜日であり、この川やその近辺では、ありとあらゆる駐車スペースに車が止まっていた。群馬ナンバーが非常に多いのが印象に残った。
 

 いつものジンクスどおり、第一投で釣れてしまった。。。

 ほんの15cmほどのイワナ。出たのは瀬尻である。

 よいポイントはそこかしこにあるが、ドライには全然出てこない。やむを得ず、その度にニンフに付け替える。再使用不能のマーカーをずいぶん消費した。ちなみにマーカーって高いですよね。何度も付け替え可能なやつだと、3つで500円以上したりする。何か安上がりでいい方法ないでしょうか。
 
 右の写真は、遡行後約1時間で到達する大堰堤。

 堰堤の上の深瀬でもう一匹出た。24cm。これも瀬尻である。みなさんご存知のとおり、瀬尻までうまく流しきるのは難しい。たまたまうまくいくとマーカーに明瞭なアタリが出る。魚が落ち込みから流れ来るエサを瀬の末端付近の隠れ場で待っていて、そこから出てきてフライをくわえて戻る様子がわかるのだ。マーカーが斜め下にキュンと引き込まれる。

 右の写真でわかるように、標高が高い所までようやく春が登ってきた。

 この朝は、結局ニンフで釣り通した。いつも出る流れ込みの脇とか反転流には全然付いていないようだ。10時の時点で水温は9度。

 右の写真は、見事な小滝。下には当然魚が付いているはずだが、結局釣れなかった。

 この川は、落ちているゴミも少なく、水質もよく、遡行していてとても気持ちのよい川だ。



釣行記の目次へ戻る