2012年6月岩手釣り旅行
2日目

 何年か前、この川に来たときは、大雨が降っていた。そのため、普段は水のない上流部を遡行するという、何とも無駄なことをしてしまい、それ以来、釣りに来るチャンスがなかった。今回は是非とも楽しみたいところなので、なおさんから具体的にアドバイスをもらって、川へと向かった。
 川面に立ったのは朝8時半ころ。上を見ても下を見ても、もう、よだれが出そうな渓相。

 まずこのポイントにドライを流すが無反応。魚がいないわけないだろうと思ってニンフを流すと、たちまち魚に持ってかれた。

 結局ネットには入れられなかったが、お魚がいることは間違いないので、テンションが上がる。
 写真左下はいいポイント。ニンフを入れると・・・
 はい、まず一匹釣れました。

 あこがれの川での一匹目、ちっちゃくてもうれしい。
 有名なナメ滝の区間。100mくらいは続く。
 堰堤が見えてきた。ここもいいポイントらしいから、大事に釣らなくちゃ。

 と思っていたら、この直後ににわか雨が降りだす。

 水面が真っ白になってしまうほどで、ドライでは釣りようがないので、ニンフに切り替える。
 その後はまた晴れてきた。フライをアントに切り替えて釣り上る。

 大場所の奥の巻きで、なんだかとても良いサイズをバラす。

 くやしくて、ひとり地団太を踏む。

 そうこうしているうちに、脱渓点に着いてしまった。ここは、前回の入渓点である。
 輝く透明なプールの底から浮上して、黒い小さなフライを銜え込んだのは、このイワナくん。

 なかなかのサイズで、お腹もパンパン。
 この川へ来られてよかった。今年の夏に、テレストリアルで楽しく釣り上りたいなあ。
 車に戻ると、たちまち大雨になった。脱渓時は未練があったのだが、これで気持ちの整理がついて、東京へと一路戻る気になった。

 なおさん、アドバイスありがとうございました。
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2日目は、東京まで帰らなくてはいけないので、お昼までということで、あこがれの山岳渓流の上流部を遡行することに。