2012年7月岩手釣り旅行

 岩手ではよく、クボタロッジに宿泊しており、今回もお世話になることにした。東京から岩手に着いて、まずは近くの川の様子を見に行く。
 ほんの様子見ということで釣り上ってみたが、反応がとてもよく、あっという間に5−6匹釣れた。
 しかも結構いいサイズ。
 翌朝は、2時間ほどドライブして、僕の大好きな山岳渓流へ入る。前回来たときよりも下流から入って、終日楽しもうという試みである。
 ダイナミックな渓相、太く重い流れ、豊かな魚影、とにかく最高の川だ。
 釣れる魚は、どれも27−8cm程度と立派。
 尺上は出ないのだが、大場所では決まって良い型のイワナが出て、実に楽しい。
 泣き尺。
 来年も必ずここへ来るぞと誓いも新たに退渓する。
 翌日は釣りを休んで、宮古市まで被災地の現状を視察しに行った。

 市内はだいぶ復旧している様子だったが、海沿いは津波の傷跡がはっきりと残っていて、ガレキも山と積まれていた。まだ震災被害の只中にあることがよくわかった。
 岸壁脇にあるガソリンスタンド。天井の機器が津波で破壊されている。
 帰路、閉伊川沿いのY沢(前回来た時、人でいっぱいで入れなかった)の下流部を試してみる。アタリはいくつかあったが、途中バラシを何回かやって、車に戻る。
 翌日は、ロッジのオーナーさんのおすすめで、初日に行った川の下流部を試す。
    どピーカンだったためか、魚は開きには着いておらず、アタリは深みの岩陰に集中していた。
    何とも夏らしい空と森の緑。
    少し登ると、森がせり出してきて、影が増える。太陽が遮られて、過ごしやすくなった。
    それでも暑さに音を上げ、退渓しやすい所であがった。
    午後は、オーナーさんに教えてもらった近所の小川を試してみる。意外に大物がいるらしい。

 蜘蛛の巣だらけで、あまり人が入っていないようだ。
    ボサがひどくて振りにくいのだが、深みを中心に攻めて、きれいなヤマメをまずは一匹。
    よさそうな落ち込みでは、イワナがヒット。
    釣りにくい川だが、なるほど川幅の割にはよい魚がいる。さすが岩手にはよい川がたくさんあるんだなあ。

 これで岩手釣行はおしまい。翌朝はまだ暗いうちに出発し、東京へ戻った。

 クボタロッジのみなさん、今回もお世話になりました!
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夏休みということで、岩手まで単独釣行を実施。東北道の長距離ドライブも、慣れると大したことない、かも(汗)。