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	町田を４時半に出発して向かったのは南アルプス・伊那側のある川。雨が降っているが、予報では好転するらしいし、濁りに強そうだから大丈夫だろう。 しかし雨脚は強まるばかり。私は寝ていたので見ていないが（汗）、Upapaさんによると、途中の川は泥川と化していたらしい。 目的地間近の林道には、落石が多数あって、車の下を擦ったりしたので、いちいち降りてどけながら車を進めた。イヤ〜な予感。 現地に着くと、普段はほとんど水がない河原を水が流れ下ってくる。え？増水？　あれよあれよと言う間に河原は泥水で一杯に。あやうく流れの中に取り残されそうになった。あえなくこの川を断念・・・。
	仕方がないので、千曲の本流まで大移動することにして、まずは途中に塩川上流部で試し釣りをすることに。 天気って、たいてい予報より早く進むのに、今日は回復がすごく遅れてるみたい。残念だなあ。塩川に着く頃には、大雨に。 最初の写真のとおり、上流部の水量が少なめの場所である。 幸い、左の写真のように、笹にごり状態で、こりゃいけちゃうかも！？
	さっそく入渓ポイントで水底をチョロチョロ動く魚影を発見し、ニンフを流したらヒット！ でもものの５秒でバラし・・・（涙）。いかにも解禁らしい第一投であった。
	その後、Upapaさんと別れて釣り上がるが、二人ともアタリに恵まれず。 一度、マーカーを見に来た魚がいたので、ドライに換えたが、うんともすんとも・・・。
	結局、二人とも魚の顔を見ることなく、大雨で撤退し、千曲の川上地区へ転戦することに。あと２週間もすればいい感じだろうなぁ。
	信州峠を越えるとすぐ川上地区へ。なにしろまともに竿を振ったことがない千曲。私にとっては「ぼ」の一字に尽きる名所・・・。 今日はUpapaさんと一緒だから、きっと釣れるハズ、と期待大で、気もはやる！ 橋の下では、たくさんのFFMがライズ待ちをしている。
	入ったのは、こういうプールのポイント。よく見ると、あれ？ライズ？　あちこちでライズしている。 コカゲロウが水面を飛んでいて、それを捕食する魚もいれば、それじゃないものを食べている魚もいるようだ。 さっそく＃１８のダンタイプを流すが、無反応。その後次々とフライを換えるが、まったく相手にされない。
	Upapaさんもすぐ隣でキャストしているが、反応がないようだ。
	結局、２時間くらい頑張ったが、寒さで身がコチコチ。ニンフやパラシュートで瀬を叩いて上がる。しかし、やっぱり反応なし。
	天気はいつの間にか回復してきたが、ハッチもあまり起こらず、結局またしても「ぼ」。 千曲といえばフライでしょ？　みんなリリースするから、魚うじゃうじゃいるんでしょ？　シーズン始めはスレてないんでしょ？・・・ なぜか聖地に縁のない私でございました（笑）。