神流川 4月末

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【基礎データ】
○所在地:群馬県上野村
○水系:利根川水系


 

 GWのお休みを早めにもらった。東京を昼に出発して、関越道を北上する。泊まり先はいつもの野辺山だが、釣り先?の川は決めていない。PAで一休みしたときに埼玉県・群馬県の観光地図が目に入り、眺めた結果、上野村の神流川へ出かけてみることにした。

 本庄児玉ICで降りて、一般道を西へ向かう。埼玉県・群馬県は土地勘がなく、何気ない風景も新鮮。写真は児玉町の風景。
 直に山間部へ入り、神流川に沿って国道が走る。大きなダム湖が現れた。神流湖とある。
 上流部の上野村は、「やまめの里」作りに精を出しているそうである。川の流れは透明で、谷は一部深い所があるが、あまり荒れておらず、とても感じがよい。かなり上流部で入渓した。

 午後2時頃の時点で水温は8度。
 この大きなプールの流れ込み付近で散発的なライズを発見。

 ライトケイヒル#18を結んでロングキャスト。
 群馬県初釣果は、このようにちっちゃなヤマメちゃんであった。

 他の方々のサイトで気になっていたのだが、群馬県のヤマメって、こういう風にお腹に変わったマークがあるんですね。
 あまり魚影が濃くない印象だった。走る魚の数は少ない。ただ、渓相は大変結構だった。
 こんな感じでちいさなヤマメが何匹か釣れる。
 春が里から届いたばかりという感じ。緑が芽吹いて美しかった。晴れていたらもっときれいだろう。
 いかにも定位していそうな流れ。慎重にロングキャスト。
 フライが若干岸際に寄ってしまったと思った瞬間、静かに出た。これは24cm程度といいサイズ。
 山奥の春の渓流は、本当に美しい。。。
 夕方薄暗くなってきたので、長野へ向かうことにした。険しいことで知られるぶどう峠を経由することに。

 途中、神流川の上流部が道に沿っている。イワナがいるのかどうかは知らないが、狙い目の渓相が奥までずっと続いていた。
 何重にもつづら折って登っていく道。対向車には結局一度も出会わなかった。
 霧の中、心細くなった頃にようやく峠を越えた。長野県側の標高の方が高いので、ここから八ヶ岳高原へはスムーズであった。



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