千曲川支流C川 5月初旬  

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【基礎データ】
○所在地:長野県川上村 【地図】
○水系:千曲川水系
○管轄漁協:南佐久南部漁協
○混雑度:●●●●○
 いわずと知れた千曲上流地域のフライの聖地。ところが私は3連荘ボーズなのである。。。


 

 
 この日、午前中は別のところで釣っていて、午後、東京に戻るまでの間、どこへ行こうかと迷った結果、金峰山川のあの美しい渓流の水に浸っておきたいと思い、車を川上村へ向けた。この日は日曜日であり、午後に行っても人がたくさん入っていて釣れないだろうとは思ったが、のんびりお散歩を兼ねて、という気軽な釣行である。

 午後3時半の時点で水温10度。
 
 他の川に行ってからくると、ここの白さにいつも驚く。真っ白で、青いのだ。

 このように、水の透明度が非常に高く、底石が白いものが多いので、真っ白で、青く見えるのである。この日は曇天だったので今ひとつだが、晴天の時なんて、本当にどうしたかと思うような水色になる。

 フライ中上級者の方はよくご存じだと思うが、私はこの川が苦手である。

 この日は最初に述べたとおり、気軽な沢歩きの感覚で川に入ったのだが、どうせなら一匹上げたいのが人情というもの。条件を考え、岸際のポケットなどの小場所を重点的に攻める。

 小場所の石裏でドライに反応があったりするが、うまくフッキングしない。

 大きな岩が積み重なっている場所があり、岩の間から水面が見える。そこに穴釣りの要領でフライを落とす。途中に蜘蛛の巣があってひっかかるが、なんとか水面に着いた。すぐに魚が反応したが、竿を使っていないとうまく合わせられない。

 とまあ、こんな具合にシビアな場所ばかり狙うことになったが、結局上げられなかった。実は恥ずかしながら、八ヶ岳を本拠地とする私でありながら、この川では3連続ボーズなのである・・・。

 恥ずかしいので、写真で勝負。見よこの渓相を!

 この白さ青さのせいで、ここで釣れるイワナは白っぽいんだそう。

 これは、数キロ下流に行った地区の渓相。

 上の写真の場所から数百メートル上流に行ったところ。このように、石の色が黒ずんでくる。

 この日は、結局ボーズ記録を更新してしまったが、きれいな川でのお散歩という目的は十全に達せられた(負け惜しみ)。

 この川が得意な方、どうやって釣ればいいかご教示を!!



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