北上山川 7月中旬

 岩手への釣行の際、Decoさん、Bocoさんと待ち合わせて入った川。流程がかなりあり、地元では知られているようだが、ガイドブックなどでは見たことがない。

 林道を凸凹カーでガタガタと登り、谷底を覗くと、渕で泳ぐ魚影が見える。これはいけそうだと降りられる場所を見つけて河原に降り立つ。

 標高が低いためか暑く、朝8時半頃の時点で、水温は13度もあった。
 入ってすぐの所に、このような巻きがあって、いかにもイワナが出そう。

 早速大きめのエルクヘアを漂わせると・・・
 なんと静かに出たのはこのようにきれいなヤマメ。

 ヤマメ釣ったの、すんごく久しぶり!! イワナと比べて、なんかやたら引くぞ!
 このポイントのすぐ上流にこのような大堰堤があって、プールは深く大きい。

 ライズを探すが、見つからない。Decoさんがバンク際を流したら、一度だけ反応があった。

 イブニングにチャレンジすることにして、上流へ向かうことに。
 堰堤の上を3人で歩きます。Bocoちゃんが撮ってくれました。
 先ほどの堰堤よりも上の区間では、岩の色が明るく、水質もよくなる。

 このように浅いポイントに、結構魚がついている。
 Decoさんが、「きみさん、ここやってみてよ」と勧めてくれるので寄ってみると・・・
 この流れの向こう側に定位している魚影が見える。そこで、パラシュートを漂わせると・・・
 今度はイワナ!
 更に上流へと向かう。魚影はあまり濃くないけれど、ここぞというポイントでは、ちゃんと反応がある。次第にイワナだけになる。
 堰堤を越えて行く(笑)。
 こんな浅いポイントでも気が抜けない。被さっている木のすぐ下から流してみると・・・
 かなりいいサイズの美人イワナちゃん。
 このように岩盤沿いのプールと、瀬とが交互に現れる。
 深い谷の底に、ゆったりとした流れが。いい感じです。Bocoちゃんが撮ってくれました。
 Bocoちゃんも、非常に手際よく釣っていく。いつ見ても、サカナの方が寄ってくるような釣り(笑)。
 瀬のポイントにて。右の三角形の岩の横が本命と見て流すと、案の定しっかり魚が出た。
 東北イワナらしい、きれいな斑点。
 先ほどの大堰堤でイブニングをやるべく、下流へ戻る。谷が深くてなかなか入渓点が見つからず、ようやく降り立ったのは、このようにおそろしい堰堤の上。

 降りていく途中では、堰堤上ではなく、堰堤下のこのゴルジュに滑落する恐怖におびえ、一人では決して来られなかったと思う(涙)。ホントに怖かった・・・。
 大堰堤に着いた。3人でライズを待つ。 
 なかなかライズが見つからず、あきらめかけていた頃、バブルラインのひとつで大きな魚体が踊るのを発見。Decoさんが何度もキャストをして、ついにしとめた大型ヤマメ。お見事!!!
 Decoさんが大物をキャッチ、の図。
 僕も頑張るが、技量の問題でなかなか奥へ届かない。Decoさんのアドバイスをもらってリーダー&ティペットの長さを詰めてあらためてチャレンジすると、今度はこれまでになく遠くへ飛んだ!

 すると、すぐにフライにアタック!!!

 
 頑張って寄せてます。Bocoちゃん撮影。
 26.5cmのヤマメであった。ひさしぶりに会心の釣りができた。

 DecoさんBocoちゃん、すばらしい一日をありがとうございました!!! 写真もありがとうございます!
トップページへ

トップページへ   フィールドレポの目次へ