２０１５０３－０４　南相木川ほか

	３月中旬、大月の真木川へ入ります。いつも入る中流部ですが、水温がなんと３℃。ニンフで釣り上りますが、反応が得られません。　しかも川ごけをやらかしました。
	きれいな川なんですけどね。
	そこで大転戦！　多摩川の東名下です。　そうです。マルタ釣りをするのです。
	ここでは首尾よくいきました。５２ｃｍ。大きな川でこのサイズを寄せてくるのは大変です！
	次の週末、やはりマスを釣りたいので、通い慣れた大門川へ向かいました。
	いつもと同様、ポイントをひとつひとつ、ニンフで潰していきます。
	でもダメ・・・。どこ流しても出ません。いつもの半分の区間で撤退・・・。
	峠を越えて、千曲川の川上地区へ。河原に雪はもうありません。水量はかなり減っています。
	八ヶ岳を遠望。
	かわいい水鳥が川面を行き交います。　ライズは見られません。
	上流、下流と行ったり来たり。２時間ほど過ごしましたが、魚っけがないので、また峠を越えて、今度は塩川の上流部へ入ります。　いつもと変わらず、きれいな渓相と水質です。
	この川は、いつもは早い季節から結構釣れるのですが、今年はうんともすんとも・・・。先行者はいないみたいなんだけどなぁ。
	同じ川の下流部です。しばらく釣り上りますが、底石がぬめっていて、しかもボサが邪魔で、遡行しにくいです。
	南アルプスを遠望します。今日は釣れなさそうなので、東京へ帰ることにしました。
	翌日もめげずに出かけます。今度はちょっと近場ということで、久しぶりに道志川へ。ここは、生まれて初めて渓流釣りをした川です。その時は、本当にたくさん釣れて楽しかった。今回はどうでしょうか。
	・・・（涙）。美しかった川は見る影もなくなっていました。釣り人が少なかったのもむべなるかな。将来、また訪れたくなる川に戻ることを祈って、別の川へと転戦します。　となりの秋山川を覗いてみましたが、なんだか疲れてしまい、東京へ戻ります。
	翌週（４月４日）、前日に飲み会があって寝坊したのですが、渋滞情報を見ると珍しく中央道が混んでいません。若干、逡巡しましたが、出かけてみることにしました。　また千曲川の同じ場所です。　今日はドライではなく、ウェットを試しますが、やっぱり出ません。
	場所を変えてみました。海ノ口の区間です。　しばらく川面を眺めますが、生命反応はありません。
	こうなりゃ意地です。南相木川へ移動しました。先週、川上にいた時に、他の釣り人から「釣れてるらしい」と噂を聞いた川です。　久しぶりに入りましたが、ちっちゃな川なんですね。
	上の写真のような単調な流れが続くのですが、よく見ると水深には変化があるし、流速もちょうどよく、おさかながいる感じがするので、めげないでフライを打ち込んでいきます。　大場所の滞留部にフライを置いたところ、なんと、ジャンピングライズでヒット！　ハヤ！？　ハヤでもいいよ。釣れてくれ、と思って上げてみたらまさかのパーマーク。　やった、やった！！　河原でひとり大騒ぎしました。　こーんなにちっちゃいんですけどね。
	あー、やっぱり一匹釣れると気分が上がりますねー。
	これが釣れたポイントです。
	この日はこの滝で納竿しました。　１６：３０に車に乗って、東京へ帰りましたが、どういうわけか、車がほとんど混んでいません。新年度早々のタイミングだからかな。　ほっとした解禁の一日でした。