南アルプスの川 6月初旬

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 GWに入った川に、今度はDecoさんと一緒に入る。

 あいにくの雨模様。
 順調に釣り上がるDecoさん。少々増水気味だが、巻きを中心に魚はよく出る。
 対岸の巻きを狙うと・・・(Decoさん撮影)
 出た出た。今日の一匹目。26cmといいサイズ。ヤマトの血が濃い感じ。
 中流部。増水が目立ち、ポイントが絞られる。
 巻きと言ってもこんな風に泡立ち、波立っているので、ドライを浮かべて長い時間ぐるぐる回すなんて無理。すぐ沈んでしまう。また、アタリがよくわからないこともしばしば。
 この日一番の獲物は、このヤマト。25cm。ポイントは大場所の落ち込み際の巻き。水底から垂直に急浮上してきて大口を開けてフライに飛びかかったのがよく見えて興奮した。
 それにしても、普通のイワナとは随分違う。
 対岸の緩い流れを狙っている図。Decoさん撮影。
 新緑がとても美しい。一時雲の底が上がったので、晴れるかと思ったが、日光が差したのは一瞬だけ。
 これもいいサイズ。ヒレが大きく、非常によく引く。Decoさん撮影。
 お腹が黄色く輝く不思議な蜘蛛を発見。蛍光色で、まるでフライのインディケーターのようだった。
 このポイント(黒い岩の下)だけで3匹ゲット。
 20cm程度と小さめだが、釣れるとうれしい。
 雨の中、ゆっくり静かに釣り上がる。Decoさん撮影。
 上流部の様子。勾配がきつくなり、増水もあってポイントは非常に限られた。
 同じく上流部。霧が速いスピードで流れ、高い山にいることを実感する。

 両岸はガレ場で、足場がもろい。でかいのをかけた時に足場が崩れ、バランスを失ってバラした。諦めて下流へ戻る。
 それにしても、この日はバテた。東京を出たのが前夜の2時。現地に着いたのは4時半頃で、しかも登山道をかなりの距離歩いた。

 また、帰り道、ケチケチしようと韮崎ICまで下道を行ったので(ETC割引活用のため)、大渋滞にはまって5時間もかかった。

 それでも、雄大な景色の中、てくてくと健康的に歩き、しかもきれいなサカナを見られたのだから、大いに満足。