川 3月上旬

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【基礎データ】
○所在地:山梨県甲州市
○水系:笛吹水系
○混雑度:●●●●○
 06年の釣り始めは、人気の笛吹川支流から。


 


 06年は、前年末からどうにもならない忙しさが続き、釣りは当分お預けかと諦めかけていたが、3月5日にひょんなことで休みがとれ、出かけることにした。

 解禁後初の週末である。どこも人で一杯だろうし、実は病み上がりだったりもするので、無理せず気楽に、川に立てるだけでよしとしようと、8時過ぎにのんびり出発した。

 フライフィッシングに向かう中央道の朝である(笑)。快晴、春霞。

 勝沼ICで降りると、さてどの川へ行こうかな。何も決めず、地図も持たずに気楽な散策である。

 今日は、体調が本調子でないこともあり、気楽な里川狙いということに。
 
 ちょっと思案した結果、結局、いままで一度も行ったことがなかった重川をトライしてみることに。

 丹沢の山から甲府盆地に向けて西へと流れ下る小渓流である。

 中流域で駐車スペースを見つけ、入渓。

 ところがすごい葦原で、しかも護岸が高くて思いのほかてこずる。目の前の河原に降り立ったのは、20分も経ってからだった。しかもこのヤブ。。。
 
 気楽な里川だったはずじゃ・・・(涙)。
 渓相は、こんな感じが上流までずっと続く。夏はボサがひどくて辛そうだ。

 水質はまあまあ。日川と同様、砂地に底石がしっかり入り、落差には適度に変化もある。しかし、全線護岸があり、堰堤などの人工物が多いので、ネイチャーラバーにはちとつまらないかも。
 10時半時点の気温は6度、水温は3.5度。ニンフで攻めるが、シーズン初日ということもあり、まだニンフのリズムに体が慣れていない。しかも風もあってコントロールが定まらず、岸の葦に何度ひっかけたことか。
 こんな感じで、数百メートルごとに堰堤が来る。芦原をかきわけていけば巻けるのだが、足元が枯れた芦で隠れていて不安定だし、とても歩きづらい。

 結局、1個巻いただけで断念してしまった。
 上流域の様子。水量にそれほど変化は見られない。一方、水質も特に改善はされない。
 笛吹川と合流間近な下流域の様子。
 同じ場所から下流を見たところ。

 結局、この川ではアタリ一つなかった。この後、別の川へ転戦することに。



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