杣添川  4月 

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【基礎データ】
○所在地:長野県南佐久郡南牧村 【地図】
○水系:千曲水系
○管轄漁協:南佐久南部漁協
○混雑度:●●●●○
 千曲でフライをされる方の多くが知っている川。


 


 この川(そまぞえがわ)は、この辺りでは川上や南北相木川に次いでメジャーで、アマノジャクの私はあまり入った経験がなく、玄人向けの説明は難しい。
 ご存知ない方のために簡単に紹介すると、まず、この川は大きく3つに分けられる。最下流部は、千曲本流との出会い(海ノ口地区)から最初の大堰堤までの約2kmほど。

 次はその大堰堤から海の口自然郷入り口の「千ヶ滝橋」まで。

 最上流はその上、海ノ口自然郷に沿った流れ。

 一番アプローチが楽なのは最下流部。人は多いが、少なくとも2シーズン前までの経験では、魚影は見られる。ちなみにここは基本的にイワナの川だが、最下流部に限りヤマメが放流されている由(釣ったことはない)。

 右の写真は、最下流部。左端の道路は国道141号線。奥に合流する千曲川本流が見える。

 最下流部から上流を見たところ。141号線脇にコンビニがあって釣り人の車がよくとまっている。ここでは日釣券も買える。
 

 上の写真の場所から1kmほど上がった所。上流に汚水が流れ込む場所がほとんどないので、下流部であっても水は清冽。

 右の写真は、同じ辺りから下流を見たところ。以前は森の中を流れる清流だったが、今はなぜか周辺が焼かれて伐採されている。景色としてはあまり楽しいものではない。
 ここから更に1kmほど遡行すると大堰堤がある。その上の区間には、私は入ったことはない。聞くところによれば、放流もされておらず、あまり魚影は濃くない由。もちろんチャレンジには値するだろうが、一つだけ注意が必要なのは、一旦大堰堤以遠に遡行を始めると、脱渓ポイントが見当たらないので、結局3km以上は遡行して前述の千ヶ滝橋まで行くか、又は来た道を川通しで戻るかしかないこと。千ヶ滝橋まで行くと、道路へはすぐ上がれるが、そこから先ほどのコンビニまで戻るには、10km近くの徒歩を余儀なくされるので、覚悟が要る。以前、どこかのサイトで正にこのハードな戻りを余儀なくされた方の体験談が載っていたが、シンどそうだった・・・。
 千ヶ滝橋の上流には大堰堤があり、その上は夏季は渇水気味。

 05年4月23日に行ったときは、山の中腹はまだ緑が出ておらず、気温も10度未満(夜は零下5度まで下がった)。

 カラマツの緑が芽吹けば、すばらしい景色になるのだが。

 同じ道を夜通ったときにみかけたシカ。車には気をつけてください。



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