アメリカ大陸横断旅行 2010年冬休み
その1 (12月22日〜25日)
12月22日の夜にワシントンDCを発って、空路、ロスアンゼルスへ向かう。 一晩空港近くのホテルに泊まってから、車を借りた。本当は「サバーバン」というアメ車のチャンピオンを運転したかったのだが、10日間の値段を見て恐れをなし、1サイズ落とすことに。シボレーのトラバースというSUVである。これでも十分大きいし、運転が非常に楽でよい。 さすがアメリカ大都市の空港レンタ。巨大な受付にブースが20近く。キーをもらったら、車体状況確認すらなく、自分で巨大な駐車場へ車を取りに行く。 早速スーパーでインスタント食料や水タンクを調達したら、こんな感じで一杯に。 |
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車中では、ロス市内を観光したいとの声も聞かれたが、私は市街地にはまったく興味がないので、そのまま高速道路を東北方向へ。 たちまち乾いた大地が広がり、サボテンも発見!西海岸に来たんだなぁと実感。車内の苦情(市内観光したかった)はほどなく落ち着く。 |
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今日は、デスバレー国立公園を経由して、ラス・ベガスまで至る予定。 デスバレーは、アメリカ最低地点(−86m)があり、すり鉢状の盆地なので、まず周囲の高地を乗り越える必要がある。写真はその途中の風景。 |
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盆地へ入ると、長い長い下り坂が。海抜0mの表示を発見。 気温が上がってきた。 |
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この直前に大雨が降ったそうで、盆地内の砂漠には、大きな水溜りができていた。 海面よりずっと下の土地をドライブするのは初めてで、特に夏は気温が50度を超えて車の故障が命に関わるとも聞くので、ちょっと不気味に思いながら、緊張して走る。 |
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盆地の中心部にある「バッド・ウォーター」と呼ばれる景勝地へ来た。何でも、この辺が一番標高が低いらしい。 塩の塊が露呈していて、不思議な景色。 |
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日が暮れていく。 | |
夜8時ころ、ラス・ベガスに到着。華やかなネオンの街にびっくり。 この日の走行距離は、805km。 |
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翌24日は、ラス・ベガスから「ザイオン国立公園」などを経て、グランドキャニオンまでなるべく近づこうという計画。 | |
ザイオン国立公園に到着。 | |
名前は聞いたことがあったが、いやはや、大変なスケールの巨岩地帯だ。 | |
目はいつしか頭上から眼下へ。今回は釣具を持ってきていないので、よさそうな川があったら発狂してしまいそうであるが、幸い、この川では釣れなさそうだ。 | |
次に、「ブライス・キャニオン国立公園」へ向かう。途中で夕陽に赤く映える岩の群れを発見。名前は忘れたが、ここも公園だそうだ。 | |
暗くなりそうだったのでブライス・キャニオンへ急いだ。帰りに近寄ってみると、こんな不思議な岩たち。夕陽が当たっていると、さぞかしきれいな写真が撮れたのだが。。。 | |
ブライス・キャニオンに着いてみると、なんと雪に閉ざされていて、人影もまばら。 | |
行き止まりまで行ってみる。子供達は、狂ったように雪に飛び込んでいる。 この日は、カナッブという町で泊まる。走行距離は661km。クリスマスイブのため、夕ご飯を食べる場所が見つからない。マックを見つけて入る。 |
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翌25日もよく晴れた。今日はグランドキャニオンを目指す。 途中で大きな湖が見えてきた。雲がかかって、神秘的な雰囲気。「グレン・キャニオン」という所らしい。 |
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湖畔まで行ける道を見つけたので、休憩がてら入ってみる。券売機で入場料を払う。 湖畔は砂浜で、静かな湖面が果てしなく広がっている。不思議な巨岩が水面からにょっきりと顔を覗かせている。 景色に関心なく、走り狂う子供たち。 |
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途中で、この大きな湖を作ったダムを横切った。ダム下には、コロラド川の深い流れが。この川が下流でグランドキャニオンになるらしい。 | |
もうもうと煙か湯気が上がっているので、近づいてみると、火力発電所であった。 | |
続いて、「モニュメント・バレー」へ到着。この日はクリスマスで、ビジターセンターが年に一度のお休みのため、入場料を取られなかった。ちょっとラッキー。 砂漠の中に不思議な岩が林立している。これぞアメリカの国立公園、という景色に一同感激。 |
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更に4時間ほど走って、ついにグランドキャニオンへ到着。 他の国立公園の規模にも驚いたが、さすがグランドキャニオンは別格だと思った。 |
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一生懸命写真を撮っている。 | |
この日は、グランドキャニオンからちょっと南下したところで泊まる。一日の走行距離は、614kmとちょっと少な目。 なお、今回の旅では、宿は決めておらず、行き当たりばったりであるが、アメリカはそういう旅が普通なのか、街道筋にホテルは多いし、何の問題もない。しかも安いので助かる。家族5人で100ドルちょっとできれいな部屋がとれる。 翌26日が次男の誕生日なので、この日はホテルのレストランでちょっと奮発。 その2へ |
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2010年は、仕事が忙しすぎてあまり釣りには行けなかったが、冬休みには、家族でアメリカ大陸横断旅行を敢行!